映画『スペシャルズ』佐久間大介さんの魅力全開、殺し屋がダンス!?というエンタメ作品です。

映画

内田英治監督の前作「ナイトフラワー」で、友人役を演じて好印象を残した佐久間大介さんが、今回は主演で、バレエ経験のある元殺し屋を演じています。

いきなり銃撃戦から始まります。あぁ、なんて命の軽いことか!いつもその他大勢が気の毒になります。

まあ、映画だからと納得して。

裏社会のトップ・本条会の親分は用心深い性格で、常に何人も自分の替え玉を使い、なかなか姿をみせません。唯一姿を現すのが、溺愛する孫娘の出場するダンス大会で、毎回会場の最前列に座るという情報をつかみます。

それを知った風間組の若頭熊代(椎名桔平さん)は、ダンスチームを組んで大会への出場を目指し、そこで命を狙うという作戦を立て、ダンス経験があるフリーの殺し屋または元殺し屋を4人集めます。自分を含めて5人でチームを組みます。

成功報酬一人1億円です。

幼い時にバレエを習っていて今は児童養護施設で働く、伝説の元殺し屋ダイヤもダンス経験があるというわけでダンスチームに誘われます。

他のメンバーもダンス経験があるとはいえ、フォークダンスだったり、盆踊りだったり、オジサンだったりして、これから予選を勝ち抜いて決勝大会のステージに上がれるのか、とうてい無理な気がします。

ダイヤが参加したのには理由がありました。それは児童養護施設の土地がマンションを建てるため立ち退きを迫られており、お金が必要だからです。

それなのに皆さん、契約書にサインしたにもかかわらず、いやいやダンスの練習をするのは何故?不真面目な態度にイライラします。

小学校の時のフォークダンスの練習も男子たちは不真面目でした。女子と手を握ろうとしません。私は男子という生き物は女子が嫌いで、男性が歌う歌謡曲の世界はうその世界だとずっと思っていました。

ダイヤも過去の辛いトラウマが邪魔して踊ることが出来ません。幼い時にバレエの練習が辛くてレッスン場を飛び出したダイヤを追いかけ、母親が交通事故死してしまったため、踊ろうとするとフラッシュバックして体が動かなくなってしまうのです。

ダイヤの事情は別として、だったら何故契約書に名前を書いたのだ!これも仕事なんじゃないのか!という気持ちを抑えて、そこに救世主が現れます。

児童擁護施設の小学生明香羽楽さん)です。彼女はダンスが大好きで、子どもなのに昼間のクラブに出入りし、ダンスバトルにも挑戦している大胆不敵な少女です。人生何周もしているようです。
最近のクラブは昼間なら小学生にも出入りを許していたとは知りませんでした。

現在、小学校・中学校では、体育の授業でダンスが必須となっているそうです。

怖いもの知らずの小学生明香が、このグループを「スぺシャルズ」と名付け、おじさん達を指導するというあらすじも納得です。

ダイヤも明香のおかげでトラウマを克服することが出来ました。だんだんメンバーも真剣に踊るようになり上達していきます。

いよいよ予選が始まりますが、そう簡単に今どきの若者のように踊れるわけもなく、それなりのレベルですが、80年代のヒット曲TOM★CAT「ふられ気分でRock’n’Roll」泰葉の「フライディ・チャイナタウン」と、ドはまり世代としては選曲が懐かしく嬉しかったです。決勝も90年代のヒット曲TRFの「EZ DO DANCE」で、衣装がバブルガム・ブラザーズ風なのが良かったと思います。

どこかの商店街の手作り感のある野外ステージで行われた、予選大会がなかなか面白かったです。若者たちや子どもたちのダンスチームの他、サンバグループ、アルゼンチンタンゴのカップルも登場する雑多な感じが、予選の感じを増していました。孫娘が踊るのはK-POPダンスです。

上手下手で考えると「スペシャルズ」は絶対予選落ちじゃないかと思うのですが、採点基準は上手さだけでは無く、パッションも採点に含まれているようです。

徐々にみんなダンスが好きになっていく様子がほほえましく楽しかったです。特に小沢仁志さん、強面の元武闘派なのに明香の指導の下、一生懸命に踊る様子が意外と可愛いのです。

はたして「スぺシャルズ」は、決勝大会に出場できるのか!? 
敵の親分の命を狙うという使命を全うできるのか!?

エンドロールはSnow Manの「オドロウゼ!」です。

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