本「中国のはなし」閻連科をふたたび読む。息子は父に、父は母に、母は息子に殺意を抱く。そして最後は意外な結末になります。

以前読んだ「太陽が死んだ日」がとても面白かったので、本屋でこの本を発見した時すぐに買ってしまいました。今回もとっても面白いのです。今作も前作同様に著者本人が登場します。ある一家の息子、父親、母親から打ち明け話を聞くという形です。 著...

本「365日の絶望歌詞集 明けない夜に読む」私は絶望のど真ん中にいます。多分浅瀬ですが。

先日歯茎の手術を行いましたが、あまり経過が良くなく、食欲も無くなり、動悸がし、外出する時はマスクが必須になってしまいました。そのため予定していた旅行をキャンセルしました。ショックで絶不調です。 そんな時に目に飛び込んできたのが、この...

本『小選挙区制は日本をどう変えたか-改革の夢と挫折-』1994年小選挙区制に私は反対でした。政治家ジャーナリスト政治学者16名の証言集です。

衆議院選挙の中選挙区制が廃止され、小選挙区比例代表並立制が導入されてから30年が経ちました。導入する時は散々もめたけど、今はまったく違和感なく受け止められてるような気がしていました。この本は、政治家、ジャーナリスト、政治学者16名...

本『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』日常生活を真面目におくることがコミュニケーションの達人になる一番の近道のようです。

認知科学、心理学の先生が書かれた本「何回説明しても~」が最近売れているということで手に取ってみました。 私は若い時「何言ってるか分からない」と言われたことがあり、人に何かを説明するのが大の苦手でした。心療内科の先生に「ハウツー本は役...

本「王道っていう道、どこに通ってますか?」神田愛花さんから元気をもらえます。名言あり。でも、王道って何?

表紙の自画像とは真逆なイメージのバナーを作りました。神田さんのイメージ「知的」「お金やブランドが大好き」「面白い」という意味の英単語をのせましたが、英語は苦手なのでこれで合っているか不安です。数字もあった方が良いかなと「2024」と入れて...

本『なぜ、沢田研二は許されるのか』コンサートドタキャン騒動に、ファンが怒らなかったわけ。

いつもの通り本屋をぶらぶらしていると、この本を発見し、即購入。著者は田中 稲(たなか・いね)さんです。以前ブログにも書きましたが、沢田研二さんは私の初恋のひと。最近の昭和歌謡ブームで、沢田研二さんの存在が若い人たちに知られるようになり、再...

本「消費される階級」「違い」は横に並び、「差」は上下に並ぶ。

『消費される階級』という本を読みました。 この本の『はじめに』に書かれた「違い」と「差」に関する記述が興味をかきたてられます。 「違い」は肯定的だけど「差」は是正すべきイメージがあると書いてあります。なるほど、そういわれてみる...

本「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」日本の労働史と読書史と新自由主義。

フルタイムで働いているとき、なかなか本を読む気になれませんでした。今は扶養の範囲内で働いているので、自由になる時間が増えて、趣味を充実させようと頑張っています。「ん?」私はまた、頑張っているのか? それはさておき、子どもの時から本を...

本「あの素晴らしい日々」加藤和彦の1993年インタビュー

加藤和彦の1993年インタビュー

本「「指示通り」ができない人たち」「生きのびるための事務」頑張れ!わたし!!

再就職が決まりましたが、不安なので初出勤前に事務関係の本を読んでます。