本「カフカはなぜ自殺しなかったのか?」自殺したいけど、自殺したくない。優柔不断は決断しない強さ。

「カフカはなぜ自殺しなかったのか?」という本を読みました。著者は頭木弘樹さん。他にも「絶望歌詞集」「絶望名言」という本を書いています。1883年生まれチェコ・プラハ出身の小説家フランツ・カフカは、若い頃からずっと死にたい願望を持って生きてい...

本「YABUNONAKA-ヤブノナカ-」みんなセックスから生まれたのは同じだけど、その先はわかりあえない人間は。

年令や立場か異なる男女が8人が登場し、出版界の裏側、性被害、性加害、正義感、夫婦関係、親子関係などを語っていきます。文芸誌編集長木戸悠介が、10年前に交際していた女性から性被害を受けたとTwitterで告発されます。若い時小説家を夢見てた橋...

本『沢田研二の音楽を聴く1980-1985』「TOKIO」から「灰とダイヤモンド」ギラギラに派手だった時~テレビからフェードアウトしていくまで。

私の初恋の人、ジュリーこと沢田研二さん。高村薫さんの「墳墓記」を読んでいたのですが、つい寄った本屋でこの本を発見し、先にこちらを読んでしまいました。沢田研二さんに関する本はたくさん出ていますが、この本は1980年から1985年の間だけ、著者...

本『ピクニック部』嶽本野ばらさんの本初めて読んだら、とっても面白かった。映画「下妻物語」も面白かったし。

赤いチェック柄の表紙が可愛いです。2つの短編と1つの長編が収録されています。『ブサとジェジェ』芥川賞受賞の純文学を2冊読んだ後で、とっても読みやすいと感じたのもつかのま、知らないファッションブランドの英語に苦戦します。ラフォーレ原宿は若い時...

本「ゲーテはすべてを言った」ゲーテの名言を探す旅。登場人物全員インテリ。難しい漢字と知らない偉人の名前のオンパレード。アカデミックなことにコンプレックスを抱く私は少々妬ましい気持ちになりました。

芥川賞受賞作「DTOPIA」を読み終えて、次は「ゲーテはすべてを言った」を読みました。こちらは謎解きのような面白さがあります。偶然手にしたティーバッグのタグに書かれていた名言「愛はすべてを混乱させることなく、混ぜ合わせる」。ゲーテの言葉とし...

本「DTOPIA デートピア」芥川賞受賞作。ものすごいスピードで展開する。暴力。人種。性別。

最近の話し年下の同僚から数日にわたり罵詈雑言のラインが何通も送られてきました。原因は「誤解」なのですが、あまりにもひどい内容でいい年して泣いてしまいました。社内では大人しくて何もしゃべらないのに、ラインだとものすごい語彙力で、おまけに攻撃的...

本「絶望名言」絶え間のない悲しみ、ただもう悲しみの連続 NHKラジオ深夜便の人気コーナーの書籍化の文庫化

最近長期お休みしている方の仕事を一時的に引き受けることになり、忙しくなりました。張り切って始めたはいいけど、うっかり体調を崩してしまいました。忙しいといっても働いているのは月に30時間から50時間を超えた程度。数年前まで週40時間プラス残業...

本「聖と俗」ふたたび。本当の恋愛?ナンパ地獄ってなに?終わりなき日常ってなに?

今年に入ってから宮台真司さんと近田春夫さんが書かれた本「聖と俗」について、ずっと考えていました。2月8日のブログに載せましたが、なんだか表面的なことしか書けなかったと猛反省しました。もっとアカデミックなことも語られているのですが、私が理解出...

本「聖と俗 対話による宮台真司クロニクル」クロニクルとは年代記のこと。社会学者、ナンパ地獄を経て聖なる存在にたどり着く。

赤と青の字で「聖と俗」とあり、両脇に「宮台真司」「近田春夫」とお名前がある字だけの表紙が目を引きます。気になって少し読んでみました。申し訳ないのですが、宮台真司さんをあまり存じ上げませんでした。何年か前にあった「切り付け事件」の被害者の方で...

本「日ソ戦争~帝国日本最後の戦い~」家に帰るまでが戦争です。売れている本として紹介されていたので、私も読んでみた。

10年位前にロシアを旅行したことがあります。血の上の救世主教会、琥珀の間が有名なエカテリーナ宮殿、エルミタージュ美術館では広すぎて迷子になり、マリインスキー劇場でバレエ「白鳥の湖」を鑑賞しました。5日間という短い旅だったので日にちを長くして...