ほとんど友人がいない私ですが、最近古くからの友人に久しぶりに会いました。
会う機会がめっきり減りましたが、会うと昔のようにあれこれと話しが弾みます。彼女は働きながら、もちろん家事もしながら、認知症の両親の介護をしているのですが、毎日の睡眠時間は4時間だと言っていました。自分のことをショートスリーパーみたいだから平気、と言っていますがちょっと心配です。
毎日仕事の行きか帰りに実家に寄り、食事の用意と家の掃除、お父さんをお風呂に入れるとのこと。お母さんはデイサービスのお風呂を利用しているけど、お父さんは用意しないと入らないそうです。見張っていないとお風呂に入った振りをするらしく、嘆いていました。
ひとりっ子なので愛情をかけてもらったから、仕方ないと言っています。
デイサービスのいいところは、お風呂に入れてもらえる事。私の母も義母も、家のお風呂にはもう入らなくなりました。そのかわり年末年始は少々臭くなりますが。
どうしても加齢臭は避けて通れません。私も現在62才なので、若い時より臭いに決まっています。
実は実家が昔より臭いのです。
母に言うと「そんなことない!」と怒り出しました。
原因の1つに、トイレのにおいがするのですが、換気扇は電気代がもったいないと回しません。窓を開けるように言うと、泥棒が心配だと言います。ああ言えばこう言う状態で、言い争うことが苦手な私は黙ってしまいます。
友人もやっぱり実家が臭いと言います。
訪問介護の仕事をしている人に聞くと、やっぱり臭い家はあるそうです。例えば台所に腐った食材がそのまま放置されていたり、服や下着が汚れているから着替えを勧めると、汚れていないと拒否されたりということがあるようです。
私の母も以前はこまめに掃除していました。私ももっと年寄りになって認知機能が衰えたら、ああなるのかもと不安になります。
できるだけ家の不要品を捨てて、毎日家の換気をして、消臭剤を置き、毎日お風呂に入り、下着も毎日交換して、こまめに掃除洗濯をしなきゃいけないと、今から想像します。
年寄りの家は臭いと、忘れないように、いえ、忘れるかも。
注意事項を紙に書いて、目に付くところへ貼り出しておくしかないかもしれません。
今日、実家に行ってきました。こっそりと、トイレの抜かれていたコンセントを差し戻し、換気扇を回しっぱなしにして黙って帰ってきました。私が帰るまで母はそのことに気がつかないようだったので、今度から実家に行く度、トイレの換気扇を回してこようと思います。
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