キアヌ・リーブス主演のアクション映画「ジョン・ウィック:コンセクエンス」を観ました。シリーズ第4作になります。
今回の第4作目はヨルダンの砂漠を馬で疾走するシーンから始まります。相変わらずキアヌ・リーブスがカッコイイです。
ジョンは自分が所属していた裏組織を裏切ってしまい、裏社会のトップ「主席連合」から1400万ドルの賞金がかけられています。
そして今回、主席連合から新たな刺客「ケイン」が放たれます。また、賞金目当てで名乗りを上げたい殺し屋もジョンを追うことになります。
ケインは盲目の殺し屋です。
サングラスと細身のスーツできめて、白杖を使いながら、ずば抜けた直感と聴力で刀と銃を使い戦い、その技は一寸の狂いもありません。
今回初めて知ったのですが、ケイン役のドニー・イェンは香港映画界の実力派スターで世界で活躍するアクション俳優だそうです。
盲目で白杖をつきながら刀を振り回し銃を撃つアクションシーンはとてもかっこよく大人の男の色気が爆発しています。一見の価値ありです。
真田広之が大阪のホテルの支配人シマヅを演じています。
シマヅは大阪に来たジョンを匿うのですが、敵にばれてケインと主席連合その他大勢と血みどろの戦いがおこります。
外国人が好きそうなオリエンタルな広間が次々に破壊されていき、たくさん人が死に結局シマヅも死んでしまいます。
大勢の敵と散々殺し合いをしながら世界各地を巡ります。ヨルダン→ニューヨーク→大阪→ベルリンと。
そして最後の地パリで決闘を迎えることになります。生き残ったジョンとケインで西部劇のような決闘です。
いったい何人殺したのでしょうか。死体か重体か動けない人達があちらこちらに転がっています。
一切警察は登場しませし、通行人が警察を呼ぶそぶりもありません。
キアヌ・リーブスはインタビューでこうコメントしています。
「ポップコーン片手に味わってほしい。だって、『ジョン・ウィック』だよ!」
確かにその通りな映画でした。