映画『アルコ』フランスの手書きアニメ。ジブリ風味でなつかしい感じがします。

映画

フランスのアニメ映画を観ました。

遠い未来ではタイムトラベルが出来るようになっていました。
人間たちは雲より高い細長い建物に、大きめのサルノコシカケのような突き出た場所に家と庭を造り、そこで生活しています。盆栽の形に似ています。家族はのんびりと暮らし、余裕がありそうです。

まだ10才の少年アルコの家族は両親と姉の4人暮らし。タイムトラベルが出来るのは12才からという決まりがあり、一人留守番をしていました。恐竜を見に行って来た家族の話しをうらやましそうに聞いています。

時間旅行に行くときはマントの付いた虹色の飛行服を着ます。

12才まで待てないアルコは姉の飛行服を拝借し、飛び立ちます。

2075年の街の風景は、気候温暖化のせいか暴風雨や大火事が多く、家々は透明なドームで覆われています。遠い未来の風景より若干暗く、終末感がします。
人間型ロボットが大勢活躍しています。

その地に住む10才の少女イリスの家庭風景です。

両親は共働きで忙しく家にいません。一緒に食事していますが、その姿はホログラムです。Zoomよりも発展して画像化され、食卓でユラユラ揺れています。
家事をやってくれるのは子育てロボットのミッキです。お腹のケースにまだ赤ちゃんの弟を入れています。

両親が不在がちでイリスは満たされない思いを抱えています。

学校をサボって森にいると、虹色の飛行服を着たアルコが空からクルクル回転しながら落下してしまいます。
どうやらタイムトラベルに失敗して、2075年に来てしまったようです。

そこで二人は出会い、友情をはぐくみ、冒険をして成長していくというストーリーです。

登場人物が全員黒髪で肌も暗めのせいかフランスっぽさは感じず、ディズニーとも全く違い、ジブリのような素朴さがあり、無国籍で不思議な絵柄です。
人物は素朴ですが、外見はなんだか派手めで、しかも景色は緻密なのでアンバラスさを感じます。それが味になっています。

アルコとイリス以外にも、人間の心を持っているかのような子育てロボットのミッキや、20年以上も超常現象を追い求めている中年3人組や、イリスに片思いしている学校の友人クリフォードなど、みんな魅力的です。

ようやく元の時代に戻れるようになった時、イリスが「私も連れていって」と頼むのですが、無理だと分かっていてもあえて言ってみたような気がして、なんともいえない切なさを感じました。

アルコの声を黒川想矢さん、イリスの声を堀越麗禾さん、中年3人組の1人を山里亮太さんが吹き替えています。

爽やかな感動を頂きました。

最後まで読んでくださりありがとうございます。
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