三国志好きのうちの夫。家に横山光輝先生の「三国志」と原泰久先生の「キングダム」がずらりと並んでいます。
そんな夫が観ていたフジテレビ「パリピ孔明」が映画化されました。三国志はあまり関心がないけど、山﨑賢人主演「キングダム」シリーズも観ていることだし、「パリピ孔明」も観ることにしました。
なぜ、三国時代の天才軍師・諸葛孔明(向井理さん)が現代の渋谷に転生したのか、忘れました。
アマチュアシンガーだった月見英子(上白石萌歌さん)の歌声に魅了された孔明は、英子の軍師となります。要するにプロデューサーってことだと思います。
卑怯な手をつかうライバルたちを、用意周到な手口で次々と蹴落としていきます。
映画はディーン・フジオカさんの中国語によるナレーションから始まります。
日本を代表する音楽レーベル3社が合同で「ミュージックバトルアワーズ2025」を、バトル形式で開催することになります。
そこに参加を決めた英子と孔明ですが、ライバルには三国時代の宿敵・司馬懿(しばい)の末裔である司馬潤もいます。なぜ?と言わないで下さい。
度々、ディーンフジオカさん演じる「劉備(りょうび)孔明の主君」が夢に現れ、孔明は元の世界に戻る時期が来たことを悟ります。
その前に是非とも英子をスターにしなければという熱い思いを抱いているのです。
やがてステージは開幕します。
ちょっとした役で、小室哲哉さん、DJ KOOさん、SAMさんが登場します。
審査員席には長岡亮介さん、マーティ・フリードマンさん。富栄ドラムさんは相変わらず笑っています。その他が座ります。
出場アーティストは水森かおりさん、岩田剛典さん、アヴちゃん&ピアニストの亀井聖矢さん、誰かのバックダンサーとしてアバンギャルディ、私の知らないアーティストがもっと登場します。
関口メンディさんはドラマでは自分のことしか考えられない勘違いヤローでしたが、アメリカで結成されたボーイズグループの一員となり、ポリウッドダンスを披露します。メインではなくサブに徹している姿に、その後の成長を感じることができます。
いよいよ英子が登場するという時に、全部の電源が落ちてしまいます。これも敵の仕業ですが、孔明は手に電気コードの束を持ち、命をかけて屋上に立ちます。すると雷が孔明をめがけて落ち、電気は復旧します….。
こんなマンガみたいなこと・・・。原作は漫画でした。しかも掲載中。
私の一番のお気に入りは社長役の菊地凛子さん。いつも格好良くて大好きです。
そして次にメガネ女子役の石野理子さん。この方がいなければ孔明の計画は半分も成功しなかったでしょう。
英子は優柔不断で見ててイライラしてきます。一生孔明に頼って生きていくのですか。あんな強面の小林(森山未來さん)がついているのだから、それだけでも周りは萎縮するから、得してると思いますよ。
たくさんの有名な方々が、ほんの少しの役で登場しています。英子はいつも周りの人間に助けられてばかり。才能あるという設定なんだから、もっと自信を持ってください。
向井理さんとディーン・フジオカさんが、真面目な顔で面白いことをするのが、一番の見所です。あとは、「ミュージックバトルアワーズ2025」を楽しむことだけです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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