私のお誕生日おめでとう!
今月11月で61才を迎えました。
ノストラダムスの大予言が当たれば私は37才で死んでいたはず。子どもの時は37才まで生きたら十分だと思っていました。
中学1年1学期に暗黒時代に突入し、脱出出来たのが21才の時です。長い間トンネルの中で過ごしました。他人からよく変わってると言われ、どうすればみんなと同じになるのか、ずっと悩んできました。自分のすべてがコンプレックスで、生きる価値の無い人間と思っていました。
常に死にたいと考えていましたが、実行する勇気はありません。友人の作り方も分からず孤独でした。
21才の時、うるさい母から逃れるため家を出て地元を離れ一人暮らしを始めました。東京で仕事を見つけ、夜は美術学校に通うことにしました。
美術学校の入学式で見たものは、なんとも個性的な人々です。見たことない変わった服を着ている人もいました。
何か身体から憑きものがサーっと落ちていくように感じました。私って普通すぎる!!
それからも独自のルールで生きている人にたくさん遭遇しました。
なんてどうでもいいことに囚われていたんでしょうか。
小さな世界の中で生きていたから気がつかなかったけど、世界はじつに多種多様です。私なんて本当に平凡。
すぐに落ち込むクセは直りませんが、自分が変だとかは気にならなくなりました。
コンプレックスは相変わらずですが、塊は少し小さくなりました。
江戸時代だったらもう死んでる年です。やり残しのないように生きたいものです。
#61才 #60才