アシガールでの元気はつらつな少女がいつの間に憂いを持つ大人になっていました。
黒島結菜さんが篠宮真唯子という役の10代から30代を演じています。
複雑な環境で育ち、祖母の願い通り教師になる夢を叶えます。
真唯子の教え子の小学4年生の章子は、父親をガンで亡くし、感情表現を失った母親(北川景子さん)と伴に、日々を過ごしています。
ある日「20年後の私」という30才の章子から手紙が届きます。
半信半疑ながらその手紙に返事を書くことで、学校でのいじめ、父親(松坂桃李さん)を亡くした悲しみ、うつなのか感情を失ってしまった母親と孤独な日々の、心の支えにしていました。
真唯子は章子に手を差し伸べようとしますが、学生時代にエッチな映像に出演していたのがばれ、学校を去らなくてはならなくなります。
真唯子もまた苦労しています。ろくでなしの母親に財産を取られたり、人に騙されたりしたけど、なんとか生きてきました。
章子の学校でのいじめシーンが辛くてみていられません。中学に入ってもいじめは続き、中学校の先生は全く頼りになりません。生徒のこと何も見ていません。私があのようないじめにあっって誰にも頼れないと知ったら、もう生きていけないでしょう。
映画「リリィ・シュシュのすべて」のいじめシーンと同じくらい胸くそが悪いです。
母親が再婚しますが、この男がまた最低な人間。全く人を見る目がありません。なんでこんな男を選んだのでしょうか。
事業が失敗すると母親に身体を売らせて、章子には暴力をふるいます。
こんな日々に救いはやってくるのでしょうか。
「20年後の私」という手紙を書いたのは一体誰なのでしょうか。
時系列が何度も入れ替わるので、少し戸惑いました。
暗くて辛い場面の連続で頭痛がしてきますが、唯一の救いは章子に良い友人が出来ることです。
本当に1人だったら、この戦いは無理です。親友ができたから戦えたのだと思います。
章子の視点、真唯子の視点、章子の父親の視点でも描かれて、終盤に10才の章子に手紙を送った30才の章子の存在が分かり、なるほどと思いました。
それにしても、この映画に登場する、「憧れのドリームランド」という名前を聞いて、一瞬今は無き「横浜ドリームランド」かと、急に私の子ども時代の憧れの地を思い出しましたが、よく聞くと「東京ドリームランド」でした。
今なら「東京ディズニーランド」なのでしょうけど、名前が使えなかったのかな。
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#未来 #黒島結菜 #湊かなえ
