8月17日の日曜日、福島県白河にて行われたジュリーのライブに行ってきました。新幹線を降りて新白河からJR東北本線に乗り替えると、白河まで1駅でしたが、車中はまるで女学生の団体旅行の様でした。
会場に入ると男性や若い方も以前より多い気がします。ご夫婦で参加なんてうらやましいです。
最初の曲「a・b・c・・・i love you」から大盛りあがりです。
最初は大ヒット曲、そしてファンしか知らない曲、テレビでは歌わないけど人気の曲、ペットボトルの水を口からシャワーのように吐き出すパフォーマンスをして、アンコールになりました。
MCでは、後期高齢者になった話し、酷暑の話し、地球温暖化についてもっとみんな真剣に考えよう、先進国は化石燃料を勝手に使い過ぎたという話しなどをして、メンバーを呼び曲が始まりました。
アンコール1曲目が始まるとジュリーはステージから落下してしまい、場内は騒然となりました。
バンドの演奏はそのまま続きます。
どうしよう。どうしよう。と焦って見ていたら、幾人かの手助けでステージに上がり少し間があって再び歌が始まりました。
「だいじょうぶ~だいじょうぶ~」と歌いますが、それでも私の心臓はドキドキでした。
最後は「いくつかの場面」。いい歌です。
そして、メンバーの名前と「ジジィでした!」と自分のことを言い、終演となりました。
場内が明るくなり、ジュリーの曲が放送で流れます。すると1階席の人たちがみんな後ろを振りかえり手拍子をします。私は2階席にいたのですが、こちらを見上げて手を降ったりしています。私ももちろん両手を頭上にあげて手をたたきました。
ファンがエールの交換をしているみたいです。いつからこういう事していたのですか?白河だけ?
2025年のツアーは白河が初めてだったので、こういうのは知りませんでした。
エネルギッシュなジュリーのライブで、私ももっと頑張ろうと勇気をもらいました。
遠いので、白河のビジネスホテルに一泊。
翌日すぐ帰る予定でしたが、途中観光案内の看板に「小原庄助の墓」とあるのを見つけ、「小原庄助さんって実在したんだ」と驚き、そこだけ見て帰ることにしました。
天恩皇徳寺(てんのんこうとくじ)というお寺さんにあるのですが、近い距離なはずがなかなかたどり着けません。猛暑の中30分ほど歩き回りやっと見つかると、なんと昨夜泊まったビジネスホテルの真ん前でした。
小原庄助さんのお墓
「朝寝朝酒朝湯が大好きでそれで身上潰した」という歌詞で知られる会津磐梯山(民謡)ですが、そのモデルになったとされるのが、会津塗師久五郎(安政5年6月14日(1858年7月24日)没)という人物です。諸説あり本当かどうかは分かりません。
お墓の形は徳利に盃をかぶせたような形になっていて、戒名は「米汁呑了信士」、辞世の句は「朝によし 昼になおよし晩によし 飯前飯後その間もよし」と、墓石に刻まれています。
かなりの酒好きだったのでしょう。でも好人物だったので、徳利の形をしたお墓や墓石を建ててもらえたような気がします。

↑正面から

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白河駅に戻りホームに立つと、周りに大きな建物が無いせいか、いい風が吹いています。蝉の声と鳥の声だけ、ホームには誰もいません。昨日がうそのような静けさでした。
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