本『口訳太平記ラブ&ピース』日本最大の軍記物語だそうです。マジか。マジです。

昨年買ってそのまま積んでた本を、お正月にたてた目標にしたがい読むことにしました。今年の2冊目読み終えました。

古典を話し言葉に訳して書いてあるので分かりやすいと思ったら、登場人物の多さにかなり混乱し、突然の難しい言葉に苦戦しました。

難しい漢字が多くて、例えば、渺々たる(びょうびょうたる)、濫觴(らんしょう)等、ふりがなが振ってあるのですが、全ての漢字にふりがなは無いので、これはなんて読むんだっけ?ということになります。

読めない漢字はなんとなく意味を想像して、飛ばして読むことにしました。

次にもよく分からない言葉が登場します。「げさげさに頭の良い奴が・・・」、げさげさって何?どんな風に頭が良いのか分かりません。これも気にしないで飛ばして読みました。

他にも難しかった例は、醍醐寺の座主であった文観上人が「相模入道に対して調伏の法を行った」と疑いをかけられ、鎌倉幕府の侍から拷問され耐えきれず言ってしまったのが、「勅言なれば調伏の法行ひたる事仔細なし」という、このセリフ。
大事なシーンかと思い、ネットで検索してしまいました。

時々英語も登場します。帝については、charisma、aura。ほかにもちょくちょく出てきますが、versus、human intelligenceも、おっとっと一瞬戸惑いました。

セリフは全員関西弁です。北条高時も関西弁でしゃべります。やたら「むっさ」とか「マジか」「マジです」とか、ふざけています。でも内容は利権争いと拷問殺戮の連続で、悲惨なので中和されて調度いいかもしれません。

気に入ったセリフがあります。
笠置の山で「今から戦闘かよ、マジかー」とテンションが下がっている兵に向かって、違う兵が「ロシア文学みたいな言い方するな。おまえは久米正雄訳か」と言うところ。
ロシア文学を知らないので、著者の町田康さんを尊敬のまなざしで見てしまいました。どこがロシア文学風なのか全く分かりませんが、いつか私もロシア文学に挑戦してみたいです。

あらすじは後醍醐天皇が鎌倉幕府を倒そうと計画しますが失敗し、蒙古襲来があったり、怨霊が人を呪い殺したり、楠木正成がさっそうと現れますが、行方不明となり、「物語は終わらない」で終わります。
これは終わったのか終わらないのか・・・?

初めての太平記なので、よく分かりません。こんな風に終わってよいのでしょうか。

太平記は全40巻の長編です。これはもしかして終わっていないのでは?という気がします。

最後まで読んでくださりありがとうございます。
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#太平記#口訳太平記ラブ&ピース#町田康