tautaka

映画

映『『旅と日々』脚本家の李さん、言葉について考え、言葉にすると輝きを失うと言います。あぁ旅行に行きたい。ひとり旅でさまよいたい。

女性が机でノートに何か書いています。女性の名前は李。脚本家です。韓国人俳優シム・ウンギョンさんが演じています。 「止まった車の後部座席で女が目を覚ます」と書くと、映画の中でその通りの映画が始まります。 「海辺の叙情」 朝...
映画

映画『次元を超える』壮大な不思議な映画を観ました。意味は考えないで音楽と映像を楽しめばいいと思います。エンディングはThe Birthdayの「抱きしめたい」故チバ・ユウスケの歌声です。

2018年「泣き虫しょったんの奇跡」の豊田利晃監督が、全く異なる毛色の映画を製作しました。この7年間に色々あったようです。 10月末にこの「次元を超える」を観たのですが、私の拙い文章力では上手くまとめる事が出来なくて、ずいぶん時間が...
映画

映画『爆弾』無差別テロは許せない!それから取調室が暗いのが気になります。現実もあんなに暗いの?さっそうとした伊藤沙莉さんが素敵です。

酔って自販機を壊し人を殴って逮捕された中年の男は自分を「スズキタゴサク」と名乗り、自分には霊感があり、爆破時刻を予知できると言います。 実際その通りに東京で連続爆破事件が起こります。 スズキタゴサク役の、他人を小馬鹿にしたよう...
映画

映画『愚か者の身分』残酷なシーンは見ていられなかった。闇バイトも闇ビジネスも始めてしまったら逃げ出せない。どうか3人とも完璧に逃げてください。

1室に何台も置かれた2段ベットの1つが彼らの居住空間です。安い賃金から更に数万円中抜きされて、手元に残るお金はほんのわずか。学歴も家も無く、まだ10代のマモル(林裕太さん)はお腹が空いても我慢するしかありません。そんなマモルを見かねて菓子...
映画

映画『オオムタアツシの青春』福岡県大牟田市が舞台の映画。夫がどうしても観たいというので。

夫の出身地の福岡県大牟田市を舞台にした映画を観ました。 昔は炭鉱の街としてかなり栄えたようですが、閉山してからは人口も減り、デパートは閉店し、かつての繁華街はシャッター街となってしまいました。 炭鉱の一部と港は「明治日本の産業...
映画

映画『グランドツアー』不思議な映画でした。この時代の富裕層は「グランドツアー」と称してアジアを旅行するのが流行ったそうです。

1918年。帝国主義の真っ最中に生きる白人がアジアを廻る。どんな映画だろうと興味を持ち有楽町まで観にいきました。 主人公は大英帝国の公務員エドワードです。だけど英語じゃない。どこの言葉かなと思っていましたが、後からポルトガル語だと分...
映画

映画『秒速5センチメートル』予想だにしない悲しい映画。秒速5センチ、桜の花びらの落ちるスピード、ただし風のないとき。

もうすぐ30才になるシステムエンジニアの貴樹(松村北斗さん)は、イヤホンしながら仕事していて他人を拒絶しているようです。いい大人なのに、そういう態度はいかがなものでしょう。 だいたい前髪が長すぎます。大人はおでこを出したほうがいいで...
映画

映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』レオナルド・ディカプリオが父親役。ダメな父親ですが、やるときはやる!

メキシコに近い国境近くに不法移民収容施設があり、そこを男女の集団が襲い、拘束された移民たちを解放します。移民たちを解放する組織の活動です。 ボブ(レオナルド・ディカプリオ)はその組織で革命家として活躍していて、最強のカリスマ革命家ペ...
映画

映画『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』くすんだパステルカラーの色合いで左右対称の配置。父と娘の資金調達の旅。いいえ、父と娘の再生の旅。暴力多めです。

ウェス・アンダーソン監督の最新作を観ました。 ヨーロッパの架空の国フェニキアの世界的大富豪ザ・ザ・コルダは、敵が多くいつも命を狙われています。 自家用ジェットに時限爆弾を仕掛けられ墜落するのですが、かなり強運の持ち主のようで、...
映画

映画『俺ではない炎上』阿部寛さんは犯人ではないのになぜ逃げるの?SNS風刺映画です。

阿部寛さん主演の「俺ではない炎上」を観ました。 誰かが自分のアカウントを作り、そこから女子大生の遺体画像が拡散され、殺人犯にされてしまいます。 あっという間に個人情報がさらされ、隣人から写メを撮られ、知らない人に書き込みされ、...